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現用のビクターXLZ999EXです。写真にある黒いスタビライザーを乗せないと動きません。
CD専用機として十分に性能を追求した製品でしょう。音は分解能が高く、上品な感じ。アキュフェーズと比べるとリモコンの早送りが遅く、実用的ではありません。
外部からクロック信号を受けるBNC端子がついていますので最近は利用しています。
CDを聴く時は44.1khzのクロック信号を入れ、TVソースの音声信号を通す時は48khzにします。この切り替えが手動ですので若干面倒です。 |
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モーターはビクターTT101、アームはSAEC407+DL103R、ボードは大阪ケーブルのレッドコンソール(10mmくらいの鉛板を合板でサンドイッチにしたボード、30kg近くあります)。出力コードはテクニカのPCOCCを使った自作コード。
フォノイコライザーは合研LAB製のG03D。2万円以下です。しかしFレンジが広く、オルガンのブルブルふるえるレベルの変化も出ます。またダイナミックレンジも十分、質感、鮮度の高さ十分です。良い買い物でした。
このG03Dをデジタルチャンデバdbx4800のアナログ入力に直に入れます。音量はdbx4800のコントロールソフトで調節。
また2012年、レッドコンソールのゴムインシュレーターがダメになりました。大阪ケーブルでレッドコンソールを作っていた人が東京におられ、まだ元気で製作続行中、ということを聞き、訪ねてゴム部品を入手しました。
およそ30年前に作ったプレーヤーです。良質のモーターと鉛が効いているようでSNが良いと感じます。
しかし最近はゴロを感じます。モーター軸受けではないかと思っています。
なお、TT101は約30年前、新品で購入しました。ターンテーブルシートが凝っていて、純正のゴムシートの上にこれも純正で豚皮の薄いシートが付属しています。
実は、シートは特殊ゴム、さらにガラス、鉛、金属等いろいろ試しました。しかし、純正のゴム+純正豚皮シートが一番なのです。そして純正も豚皮シートなしにすると中高域がやや沈んでしまいます。当時の多くの一流メーカーがそうでしたが、ビクターも大変な力量を持っていたことがよくわかります。
カートリッジは10年前くらいまでは、FR7しか使いませんでした。鮮度の高いことに特徴がありました。しかし現在は殆ど使用しません。103Rと比べると鮮度が悪く、スケール感が小さく感じてしまうのです。多分FR7は経年劣化しているのでしょう。
昔のカートリッジがそのままで、多く売られていますが、皆さん満足されているのでしょうか。
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